仏パリにバンクシーの壁画出現、政府の難民取り締まり批判か
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【6月25日 AFP】フランス・パリ北部にある難民の一時収容施設だった建物付近に、英覆面アーティストのバンクシー(Banksy)の壁画が突如現れた。仏政府の移民・難民に対する取り締まりを批判したものとみられている。
壁画は黒人の少女がナチス・ドイツ(Nazi)のかぎ十字の上にピンク色の壁紙の模様を塗り重ねている様子を描写しており、少女のそばには寝袋とテディベアも描かれている。
壁画が最初に見つかったのは世界難民の日(World Refugee Day)に当たる今月20日だったという。パリ市内ではここ数日、バンクシーのものとみられる壁画が合わせて6点見つかっている。(c)AFP