マラドーナ氏「我慢できない」、ナイジェリアとの大一番前に選手との面会要求
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【6月25日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が24日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)グループDでナイジェリアと対戦する大一番の前に、苦戦が続くチームを刺激するため選手との面会を求めていることが明らかになった。
21日に行われたグループ第2戦でクロアチアに0-3で敗れたアルゼンチンが早期敗退を免れるためには、26日にサンクトペテルブルク(St. Petersburg)で行われるナイジェリアとの試合で最低でも勝利を必要としている。
マラドーナ氏はベネズエラの衛星テレビ局テレスル(Telesur)に対して「ネリー・プンピード(Nery Pumpido)氏、セルヒオ・ゴイコチェア(Sergio Goycochea)氏、クラウディオ・カニーヒア(Claudio Caniggia)氏、ペドロ・トログリオ(Pedro Troglio)氏、もし来てくれるのであればダニエル・パサレラ(Daniel Passarella)氏、ホルヘ・バルダノ(Jorge Valdano)氏と一緒に選手と話をしたい」と語った。
「われわれは名誉を守るつもりだ。クロアチアに3点を奪われ、腕組みをしたまま誰も口を挟むことができないなんて我慢できない」
ここのところホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督やセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)に対する批判を強めているマラドーナ氏は、その矛先をアルゼンチンサッカー協会(AFA)のクラウディオ・タピア(Claudio Tapia)会長にも向けている。
「私は怒り狂っている。アルゼンチンのユニホームを着たことがあれば、ドイツでもブラジルでもオランダでもスペインでもないクロアチアのような相手に踏みにじられるのは見るに耐えない」
「罪のあるグループがある。AFAの会長に責任がある。サンパオリがコンピューター、ドローン、そして14人のアシスタントを連れて来たとき、全員がそれを受け入れたのだ。タピアの組織には威厳が欠けているのだと思う」(c)AFP