批判浴びるケディラ、手作り帰国チケット渡されるも冷静に対応
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【6月22日 AFP】サッカードイツ代表のサミ・ケディラ(Sami Khedira)は21日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)第2戦で対戦するスウェーデンの記者から厚かましくも手渡された帰国チケットを一笑に付した。
グループFの初戦でメキシコに0-1でまさかの敗戦を喫した前回王者ドイツは、23日にソチ(Sochi)で行われるスウェーデン戦で大きなプレッシャーにさらされることになる。
イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するMFは、スウェーデンのタブロイド紙の記者がドイツ代表のために手作りした帰国チケットを手渡されると、笑顔で「7月16日までそれは必要ないと思うよ」と切り返し、冷静な対応を見せた。今大会の決勝は7月15日にモスクワで行われる。
ドイツは2敗目がほぼ帰国を意味することを理解しているため、スウェーデン戦に向けて集中力を研ぎ澄ませている。
自身の先発落ちを求める声は高まっているが、ケディラは重圧に対応できると強調しており、メキシコ戦で崩されたドイツの中盤を支えたいと意気込みを口にした。
元ドイツ代表のローター・マテウス(Lothar Matthaeus)氏やシュテファン・エッフェンベルク(Stefan Effenberg)氏は、メキシコ戦で低調なパフォーマンスだったケディラを先発から外すべきだと発言している。
批判について「まったく問題ない。甘んじて受け入れるよ」と語ったケディラは、「良いプレーではなかったのは自分自身が分かっている」と続けた。
17日の試合でケディラは、中盤の守備的なポジションを空けてしまい、前半ドイツはメキシコのカウンターの餌食となった。
「われわれはより賢くプレーしなければならない。全員が一丸となってプレーする必要がある」 (c)AFP