パリ中心部の電車内で陣痛…! 15人の手助けで無事出産
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【6月19日 AFP】フランス首都パリで18日、電車に乗っていた妊婦の陣痛が始まり、赤ちゃんが電車内で無事生まれるという出来事があった。同市公共交通機関はこれを祝い、この赤ちゃんが25歳になるまで鉄道利用料金を無料にすると発表した。
警察と鉄道職員らの話によると、陣痛が始まった女性がいるとして、電車はパリ中心部のオベール(Auber)駅で停車。救急隊員らを含む約15人の手助けで、赤ちゃんは午前11時40分(日本時間午後6時40分)に誕生したという。
パリ交通公団(RATP)は、「予想外」の出来事の影響で、高速郊外地下鉄RERのA線のうち、特に利用者の多い区間の上下線で、45分間運行を停止したと明かした。RATPの広報担当者によれば、出産中は車内の乗客に外に出るよう促したという。
さらに「われわれが知る限り、母子共に健康」だと明かした上で、「RATPはお母さんに祝意を示し、赤ちゃんが25歳になるまで利用料金を無料にしたいと考えている」と発表した。(c)AFP