中国のAI関連企業、9割が赤字 期待が先行、成果乏しく
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【6月18日 東方新報】メディア運営などを手がける億欧(Iyiou)はこのほど、「2018中国人工知能(AI)商用化研究報告」を公表し、「産業界のAIへの期待は非常に高く、さまざまな取り組みがなされているが、成果は少ない」と指摘した。
2017年のAIスタートアップの資金調達額は計500億元(約8600億円)を超えたが、同年の中国AI商用化「100強スタートアップ」の売上高は計100億元(約1700億円)に届かず、AI企業の90%以上が赤字だった。
AIの商用化は、「産みの痛み」を迎えている。
騰訊(テンセント、Tencent)の姚星(Yao Xing)副総裁は、「AIはまだ人間の補助的ツールにとどまっており、実際の産業の生産額はまだわずかだ」と指摘した。(c)東方新報/AFPBB News