マララさん襲撃首謀のタリバン指導者死亡、米軍攻撃で
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【6月16日 AFP】アフガニスタンのアシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領は15日、隣国パキスタンのイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の指導者マウラナ・ファズルラ(Maulana Fazlullah)容疑者が米軍の無人機攻撃によって死亡したと発表した。
ファズルラ容疑者は2012年のマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さん襲撃を命じたとされている。マララさんは女子の教育を受ける権利を擁護する世界的シンボルとなり、後にノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞した。
米軍当局者は、14日に実施したパキスタンとの国境に近い東部クナール(Kunar)州における対テロ攻撃でファズルラ容疑者を攻撃目標にしたと述べた。ただ、同容疑者の死亡は認めなかった。
ガニ大統領はツイッター(Twitter)の投稿で「パキスタンのナシルウル・ムルク(Nasir ul Mulk)暫定首相とカマル・ジャビド・バジュワ(Qamar Javed Bajwa)陸軍参謀長と話し、ファズルラ師の死亡を確認した」と述べた。(c)AFP