サラー不出場は「危険回避」のため、エジプト指揮官明かす
発信地:エカテリンブルク/ロシア
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【6月16日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)グループAのウルグアイ戦に0-1で敗れたエジプトのエクトル・クーペル(Hector Cuper)監督は15日の試合後、モハメド・サラー(Mohamed Salah)を起用しなかった理由について、さらなる負傷を避けるためだったと明かした。
15日に26歳になったサラーは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝のレアル・マドリード(Real Madrid)戦で肩を痛め、全治3週間という診断結果が下っていた。
クーペル監督は「彼が重要なのは確かでそれは誰にも否定できないが、良いチームというものが必要であり、われわれは良いチームだ。モー(Mo、サラーの愛称)がピッチに立っていれば試合は違ったものになっていたかもしれないが、それは知る由もない」と語った。
「彼がプレーしなかった理由は、われわれがリスクや危険を回避したかったからだが、次戦には状態も良くなるだろうと思っている」
「きのうの時点では、彼がプレーするだろうと確信していた。練習終了時に綿密な検査をしたところ、転倒したり、他の選手と接触した場合に問題があることが分かった。彼が再び負傷するかもしれないと考え、それは避けたいものだったので、リスクを冒すことはしなかった」
「彼にはサウジアラビア戦とロシア戦では最高の状態になってもらいたい」 (c)AFP