中嶋一貴が最速タイム、アロンソらとPP獲得 ルマン24時間
発信地:ルマン/フランス
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【6月15日 AFP】第86回ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race 2018)は14日、仏ルマン(Le Mans)のサルト・サーキット(Circuit de la Sarthe)で予選が行われ、中嶋一貴(Kazuki Nakajima)/セバスチャン・ブエミ(Sebastien Buemi)/フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)のトヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)8号車がポールポジションを獲得した。
コースに雨が落ちる中で行われたレースでは、中嶋が3分15秒377のトップタイムを記録し、8号車がポールポジションを獲得。また、マイク・コンウェイ(Mike Conway)/小林可夢偉(Kamui Kobayashi)/ホセ・マリア・ロペス(Jose Maria Lopez)の7号車が3分17秒377で2番手につけ、トップカテゴリー(LMP1)で唯一のマニュファクチャラーであるトヨタがフロントローを独占した。
中嶋のチームメートのアロンソは近年、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)では表彰台の頂点から遠ざかっているが、すでに2006年と2007年にモナコGP(Monaco Grand Prix)を制しているほか、昨年にはインディカーシリーズのインディアナポリス500(Indianapolis 500)に出場しており、今年のルマンでタイトルを取れば世界三大レースの3冠達成に一歩前進することになる。(c)AFPRaphaëlle PELTIER/Benoît NOEL