【6月13日 AFP】ポルトガルで、人気のビーチを見渡す崖からオーストラリア人のカップルが転落死する事故があった。港湾当局が12日、発表した。カップルは自撮りをしようとしたところ、バランスを崩したものとみられる。

 事故が発生したのは、同国の首都リスボンから30キロ離れた港町エリセイラ(Ericeira)。サーフィンスポットとして人気のビーチは、崖や高さ40メートルの擁壁(ようへき)に囲まれている。

 リスボン近郊のカスカイス(Cascais)港の救助当局者はAFPに対し、「カップルの2人は携帯電話を落とし、拾おうとして身を乗り出した際に転落したようだ」と説明。自撮りしようとしていたとみられるという。

 このビーチの擁壁から観光客が転落する事故は、今回が初めてではないという。(c)AFP