【6月12日 CNS】中国・北京市(Beijing)にある故宮博物院(The Palace Museum)の文化財保護総合業務室(通称「文化財病院」)が9日、初めて一般公開され、予約していた40人がボランティアの案内のもと見学した。

「故宮文化財病院」は2016年末に設立され、故宮西側の城壁の下に位置する。広さは1万3000平方メートル。

 文化財保護のための科学技術実験室、修復作業室、修復補助業務の三つの機能に分かれており、200人の文化財保護の専門家が所属している。「中国─ギリシャ文化財レーザー技術連合実験室」「シンクロトロン放射と文化財保護連合実験室」など、文化財保護のための重要な実験室を擁している。(c)CNS/JCM/AFPBB News