アフガン政府、タリバンとの一時停戦発表 断食月明けの祭りに合わせ
発信地:カブール/アフガニスタン
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【6月7日 AFP】(更新)アフガニスタン政府は7日、イスラム教の断食月ラマダン(Ramadan)明けを祝う祭り「イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)」に合わせ、旧支配勢力タリバン(Taliban)と1週間停戦すると発表した。ただ、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」など他の武装勢力に対する作戦は続行するという。
アシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領はツイッター(Twitter)への投稿で、停戦が「断食月27日からイード・アル・フィトル5日目まで」続くとしており、6月12日から19日までを指しているものとみられる。
イード・アル・フィトルの期間に停戦となるのは米軍が進行を開始した2001年以降初めてのことだが、タリバン側が停戦に合意したかどうかは今のところ不明。
タリバンのザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はAFPに対し、「停戦発表について幹部らとともに確認を行っている」と語った。(c)AFP