【6月7日 AFP】南アフリカの警察当局は6日、ヨハネスブルク郊外に駐車していた車で寝ていた父親(50)が窓をノックした息子(14)に驚き、誤って撃ち殺し逮捕されたと明らかにした。同地はギャングの活動が盛んな場所として知られている。

 父親は5日、息子をヨハネスブルク南郊エンナーデイル(Ennerdale)の学校まで車で送迎。授業が終わるまで学校前で待つことにし、ドアをロックして車内で待っていたものの眠ってしまった。

 警察の報道官によると、授業から戻ってきた息子は父親を起こそうと助手席側の窓をノックしたが、「車内で眠っていた父親は銃を携帯しており、息子のノックにびっくりして発砲した」という。発砲後、父親は息子だったことに気付き、息子は病院に搬送されたものの死亡した。

 エンナーデイルはギャングが多いことで知られている地区。父親は7日に出廷する予定となっている。(c)AFP