【6月6日 AFP】ロシア中部シベリア(Siberia)連邦管区で、男性が菜園から発見した人骨が、パートナーの女(60)が殺害した元交際相手のものだと判明した。地元捜査当局が5日、発表した。

 この出来事があったのはモスクワの東約2200キロに位置するルジノ(Luzino)村。男性がジャガイモを植えようと菜園を耕していたところ、頭蓋骨を含む人骨が出てきた。

 捜査当局によると、女は1997年に当時の同棲相手(52)と口論になり、おので頭を数回強打して殺害。その後遺体を切断して家庭菜園に埋めたと供述した。

 女は近所の人に対して同棲相手は出稼ぎに出たと説明しており、殺害された男性を訪ねてくる人もいなかったという。

 当局は刑事事件として捜査を開始。取り調べのため女の移動を制限している。

 ロシアの大衆紙コムソモリスカヤ・プラウダ(Komsomolskaya Pravda)によると、女は現在のパートナーの男性に殺人について告白。警察には通報しないでほしいと頼んだが、男性が通報したという。この事件に適用される時効はないという。(c)AFP