イラン、IAEAにウラン濃縮能力の拡大を通知
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【6月5日 AFP】イランは5日、国際原子力機関(IAEA)に対し、同国がウラン濃縮能力を拡大する計画に着手すると通知した。同国のアリアクバル・サレヒ(Ali Akbar Salehi)副大統領兼原子力庁長官が明らかにした。
保守系メディアのファルス(Fars)通信によると、サレヒ副大統領は「条件が許せば明日夜にもナタンツ(Natanz)で、新たな遠心分離機の製造施設の開設を発表できるだろう」と伝えた。また「我々が実施することは(2015年の核)合意には違反しない」とし、IAEAに対して「昨日、ある活動の開始に関する書簡を提出した」と述べた。(c)AFP