正恩氏は「決断下せる指導者」 米国務長官、非核化に期待感
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【6月1日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は31日、北朝鮮が核開発を中止する用意があるかをまだ決めていないものの、同国の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長がその決断を下す人物になるかもしれないとの期待感を示した。
ポンペオ長官はニューヨークで金委員長の右腕とされる金英哲(キム・ヨンチョル、Kim Yong-Chol)党副委員長と会談した後の記者会見で、「われわれが、世界のために方向を変えるこの千載一遇の好機をつかむことができるならば、金正恩委員長からの大胆な指導力を必要とするだろう」と表明。
「(ドナルド・)トランプ(Donald Trump)大統領と私は、金委員長がこの種の決断を下せる指導者であると信じている。われわれは今後数週間、数か月で、この考えが正しいかどうかを試す機会を得るだろう」と話した。
また、北朝鮮の非核化に向けた取り組みについては、日本、米国、韓国が完全に同じ考えであると説明。「われわれの達する合意は各国が署名できる結果を提供するだろう」と述べた。(c)AFP