ジダン監督が電撃辞任を発表、レアル会長は「想定外」
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【5月31日 AFP】(更新)スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)3連覇を果たした元フランス代表のジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が31日、記者会見を開き、辞任を発表した。
急きょ開いた記者会見でジダン監督は「レアル・マドリードの監督として来季は続けないことを決めた」と語り、3シーズンを終えて新たな方向性、他のやり方が必要だとの見解を示したが、「別のチームで監督をすることは考えていない」と述べた。
ジダン監督の会見に同席したフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長は、指揮官の辞任は「想定外」だったとコメントしている。
45歳のジダン監督は、26日に行われたリバプール(Liverpool FC)との欧州チャンピオンズリーグ決勝でチームを勝利に導き、大会3連覇を果たした史上初めての監督になった。
ジダン監督は2016年1月にラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)前監督の後任としてレアルの指揮官に就任すると、同年に欧州チャンピオンズリーグ、クラブW杯(2016 FIFA Club World Cup)、UEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2016)という計3個のタイトルを獲得した。
続く2017年には欧州チャンピオンズリーグとリーガの2冠を達成し、さらには同年のクラブW杯、UEFAスーパーカップで大会連覇、そしてスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2017)も制した。(c)AFP