【5月31日 AFP】(更新、写真追加)ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は31日、北朝鮮の首都平壌を訪れた。ロシア政府の発表によると、同外相は金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長と会見したという。金委員長とロシア政府関係者が会見したのは今回が初めて。

 ロシア外務省はツイッター(Twitter)に英語で、「ラブロフ氏は平壌を訪問中に、朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長の出迎えを受けた」と発表。2人が握手を交わす様子を捉えた写真を公開した。

 またラブロフ外相は金委員長の訪ロを招請。ロシア外務省によれば、ラブロフ外相は金委員長に「ロシアに来てください。お会いすることをとても楽しみにしています」と話した。

 これに先立ちラブロフ外相は、空港で申紅哲(Sin Hong-chol)外務次官の出迎えを受けた。

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、「ロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相は31日、朝鮮民主主義人民共和国の李容浩 (リ・ヨンホ、Ri Yong-Ho)外相の招待を受け、ここ(平壌)に到着した」と伝えていた。(c)AFP