ジョコビッチが13年連続の全仏3回戦へ、ディミトロフは死闘制す
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【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2018)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第20シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-6(7-1)、6-4、6-4で予選勝者のハウメ・ムナル(Jaume Munar、スペイン)を退け、13年連続の3回戦進出を決めた。
2016年の全仏覇者で元世界ランキング1位のジョコビッチは、ここのところ右肘の故障から本調子を取り戻すのに苦労しており、この日も39本のエースを放った一方で33本のアンフォーストエラーを犯し、同155位のムナルに3度のブレークを許すなどベストの出来とはいえなかったが、第13シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)が待つ3回戦へ駒を進めている。
四大大会(グランドスラム)で通算12回の優勝を誇るジョコビッチは、コート・スザンヌ・ランラン(Court Suzanne Lenglen)で行われた試合後、「スザンヌ・ランランでプレーし、多くのファンの人々から応援を受けることができて本当にハッピー」とした上で、「ジョームは素晴らしいプレーヤー。クオリティが高く、よく集中している。きょうの彼の戦いぶりをたたえたい」と語った。
一方、第4シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)は6-7(2-7)、6-4、4-6、6-4、10-8でジャリッド・ドナルドソン(Jared Donaldson、米国)との4時間19分に及ぶマラソンマッチを制し、こちらも3回戦進出を果たしている。(c)AFP/Jed Court