ハレプ、序盤絶不調も全仏初戦突破 ウォズニアッキら32強
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【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2018)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は2-6、6-1、6-1で米国のアリソン・リスケ(Alison Riske)を下し、2回戦進出を決めた。
パリでは2014年と2017年に決勝へ進出している世界ランキング1位のハレプだが、この日は同83位のリスケに対して、第1セットは一時0-5と大きくリードを許すなど、壊滅的な内容となった。
それでも、計16本のアンフォーストエラーを犯した第1セット以降はギアを上げたハレプは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では2014年の1勝しか挙げられていないリスケを寄せ付けず、テイラー・タウンゼント(Taylor Townsend、米国)との2回戦へ駒を進めた。
29日に予定されていた試合が雨で順延になっていたハレプは試合後、「四大大会(グランドスラム)の1回戦は常に難しい。緊張するから」とすると、「途中からはフットワークをもっと使って、ボールも多く返せるようになり、良いプレーをし始めることができたと思う」と語った。
一方、ハレプが今大会でベスト4入りを逃せば、王座に返り咲く可能性がある第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)はこの日、予選勝者のジョルジーナ・ガルシア・ペレス(Georgina Garcia、スペイン)との2回戦を6-1、6-0で制し、32強入りを決めた。試合時間はわずか51分だった。
第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)は6-3、6-4のストレートでヴィクトリア・クズモワ(Viktoria Kuzmova、スロバキア)を下し、4年連続の3回戦進出。イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2018)で連覇を飾ってパリに乗り込んでいる23歳は次戦、第31シードのミハエラ・ブザルネスク(Mihaela Buzarnescu、ルーマニア)と顔を合わせる。
第6シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は6-0、6-4でララ・アルアバレーナ(Lara Arruabarrena、スペイン)を退け、こちらも快勝で3回戦へ駒を進めた。クレーでのマッチ連勝を13に伸ばしたクビトバの次の相手は、第25シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)となっている。(c)AFP