レワンドフスキ、バイエルン退団を希望 「新しいチャレンジ」求め
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【5月31日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するFWのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が、「新しいチャレンジ」を求めて今夏のバイエルン退団を希望していることが分かった。代理人が独誌に明かした。
代理人を務めるピニ・ザハーヴィ(Pini Zahavi)氏が、スポーツ・ビルト(Sport Bild)に対して「ロベルトはキャリアの変化と新しいチャレンジを必要としている。これはバイエルンの経営陣も知っていることだ」と話した。
一方、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に臨むポーランド代表の一員として、同国のリゾート地アルワムフ(Arlamow)で合宿に参加中のレワンドフスキ本人は、「今はW杯の準備に集中したい。クラブのことはひとまず考えていないし、そのためのマネジャーを雇っている」とだけコメントしている。
現在29歳のレワンドフスキは、バイエルンと2021年までの契約を結んでいるが、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)や資金力の豊富なフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)移籍が以前からうわさされており、チェルシー(Chelsea)とマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のイングランド・プレミアリーグの強豪2クラブも関心を持っているといわれる。
先日に今季の全日程を終えたブンデスリーガで、レワンドフスキは29ゴールを記録し、15-16シーズン、前所属のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)時代の13-14シーズンに続く自身3回目のリーグ得点王に輝いた。
レワンドフスキは2月下旬、過去10年にわたってマネジメントを任せてきたチェザリ・クハルスキ(Cezary Kucharski)氏とたもとを分かち、有力代理人の一人であるザハーヴィ氏と契約を結んだ。
同氏は「金銭や特定のクラブが移籍の動機ではない。何しろ世界中のほとんどあらゆるトップクラブにとって、この世界最高のストライカーは獲得したい選手だろうからね」と話し、バイエルンのウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)会長とカールハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長にはレワンドフスキの立場を理解してほしいと話した。(c)AFP