【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2018)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第19シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-3、2-6、4-6、6-2、6-3のフルセットで世界ランキング51位のブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)に逆転勝ちし、3回戦進出を決めた。

 接戦となった錦織とペールの試合は、最終セットも3ゲーム連続でブレークが飛び出す劇的な展開となったが、最後は錦織が4本のブレークポイントをしのいでキープに成功し、コート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)で勝利をつかんだ。

 現在28歳の錦織は試合後、「非常に難しい試合だった。第2、3セットは彼が本当に良いプレーをしていた。そこから自分もいくつか修正して、最後の2セットは良いプレーをすることができたと思う」と振り返った。

 ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では過去2度にわたり8強に入っている元全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)ファイナリストの錦織は次戦、4回戦進出をかけて第12シードのサム・クエリー(Sam Querrey、米国)を破ったジル・シモン(Gilles Simon、フランス)と対戦する。(c)AFP