英ウェストミンスター寺院、700年非公開の空間がギャラリーに
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【5月30日 AFP】英ロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の最上階部分が美術品を展示するギャラリーに改装され、6月11日に一般公開される。同寺院が700年前に建設されて以来、この区域が公開されるのは初めて。
高さ16メートルのこの空間は「クイーンズ・ダイヤモンド・ジュビリー・ギャラリーズ(Queen's Diamond Jubilee Galleries)」と名付けられ、新設されたエレベーターか108段の階段でたどり着くことができる。
かつて詩人の故ジョン・ベッジュマン(John Betjeman)はこの空間について「欧州で一番の景観」が臨めると評し、同寺院のジョン・ホール(John Hall)首席司祭も「息をのむような眺め。素晴らしい空間」と絶賛している。
ギャラリーにはウィリアム王子(Prince William, Duke of Cambridge)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の結婚証明書など、同寺院の所蔵品300点が展示される予定で、ホール氏も「展示品は見事なものだ」と太鼓判を押している。(c)AFP