キャブスがファイナル進出、レブロンが最終第7戦で再び大暴れ
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【5月28日 AFP】17-18NBAは27日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)第7戦が行われ、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が35得点、15リバウンド、9アシストの活躍をみせたクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)が87-79でボストン・セルティックス(Boston Celtics)を破り、4季連続のファイナル進出を決めた。
ポストシーズンの舞台で再び最高のパフォーマンスを披露してチームを勝利に導き、個人としてはこれが8シーズン連続のファイナル出場となるジェームズは試合後、「これは今シーズンのチームの最終章だ」とすると、「ばら色の時もあれば、いばらの道もあった。これは今までで最も難しいシーズンだ」と語った。
今シリーズでは両チーム通じて初となるロードでの白星を挙げたキャバリアーズは、ファイナルで前年覇者のゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)とヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)の勝者と顔を合わせる。ヒューストンで26日に行われた第6戦では、ウォリアーズが115-86でロケッツに圧勝し、勝負の行方を28日の第7戦へ持ち込んでいる。
前半のほとんどでリードしながら黒星を喫したセルティックスのブラッド・スティーブンス(Brad Stevens)ヘッドコーチ(HC)は、ジェームズの活躍について「彼は本当に信じられない。ものすごい守備的な試合になったと思ったが、それでも彼は35得点、15リバウンド、9アシストを記録した。こんなのジョークだよ」と脱帽した。
キャバリアーズではジェームズのほか、ジェフ・グリーン(Jeff Green)が19得点、8リバウンド、J・R・スミス(J.R. Smith)が12得点、トリスタン・トンプソン(Tristan Thompson)が10得点を挙げた。
一方のセルティックスは、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が24得点、アル・ホーフォード(Al Horford)が17得点をたたき出して攻撃陣を引っ張ったが、チームは過去11回にわたり行われたホームでのプレーオフゲームで初めて土をつけられた。また、ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)も13得点をマークしたが、3ポイントシュートは12本中3本しか決められなかった。(c)AFP