【5月28日 CNS】中国人力資源・社会保障部と中国障害者連合会はこのほど、「農村部の貧困障害者を就職により貧困削減へつなぐ活動に関する通知」を共同で発表し、各地で組織的に関連活動を展開するよう求めた。

 中国の障害者の日(毎年5月第3日曜日)をはさみ、障害者のための貧困削減政策の周知活動や、障害者のいる世帯を直接訪問した就職支援活動など、各地で障害者の雇用を促進して貧困削減へとつなげる活動が展開された。

 中国人力資源・社会保障部就業促進司の尹建堃(Yin Jiankun)副司長は、「障害者も、中国の社会経済の発展において重要な人材だ。各政府は中央の貧困削減戦略部署と障害者の就職を結びつけ、組織的、多角的に取り組み、障害者の就職、貧困からの脱却プラットフォームを構築すべきだ」と話した。

 中国障害者連合会の程凱(Cheng Kai)副理事長は、「各障害者連合会、障害者就職支援機関は、全国の障害者の就職・起業できるよう一貫した政策を進め、あらゆる手段を用いて貧困障害者の就職を促進し、豊かな社会を実現するために努力しよう」と話した。(c)CNS/JCM/AFPBB News