【5月24日 AFP】2014年7月にウクライナ東部で起きたマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便撃墜事件について、国際的な合同捜査チームは24日、使用されたミサイルがロシア軍部隊から搬入されたものだと初めて発表した。

 オランダで記者会見した合同捜査チームのオランダの代表は、MH17便を撃ち落とした輸送車兼用起立式レーダー装備発射機(TELAR)からの地対空ミサイル「ブク(Buk)」は、ロシアのクルスク(Kursk)を拠点とする第53対空旅団から搬入されたものだという結論に達した」と述べるとともに、「第53対空旅団はロシア軍の一部だ」と説明した。(c)AFP