リュック・ベッソン監督に性的暴行の疑い、若手女優が告訴
このニュースをシェア
【5月20日 AFP】映画『グラン・ブルー(The Big Blue)』、『ニキータ(Nikita)』、『レオン(Leon)』などで知られるフランスの映画監督リュック・ベッソン(Luc Besson)氏(59)が18日、性的暴行の疑いで若手女優から告訴された。司法筋が19日、明らかにした。
ベッソン氏の弁護士によると、同氏は告訴内容について「根も葉もない言い掛かり」だと強く否定しており、告訴に踏み切った女優に対して「不適切な態度を取ったことは一度もない」と主張している。
司法筋によると、女優は17日夜から18日にかけてパリのホテルでベッソン氏から性的暴行を受けたと主張しており、告訴を受けて仏パリの警察が捜査を開始した。
また、女優はベッソン氏と2年ほど交際しており、仕事のために同氏との親密な関係を維持しなければならないというプレッシャーを感じていたとも語っているという。
このニュースを報じたラジオ局ヨーロッパ1(Europe 1)によると、女優は紅茶を1杯飲んだら具合が悪くなって意識を失い、目覚めた時に性的暴行を受けたと分かったと訴えている。(c)AFP/ Benjamin LEGENDRE