【5月20日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2018)は19日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第11シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に6-7(4-7)、3-6で敗れた。

 ナダルとの通算51回目の対戦で25敗目(26勝)を喫したジョコビッチは試合後、日程のひどさに不満を示した。ジョコビッチは18日の準々決勝を夜に戦い、この日は昼頃コートに戻っていた。

 ジョコビッチは「日程のせいで試合に負けたと不平を漏らしているようにみられたくはない。ただ、夜に試合をして、(翌日の)早い時間帯に戻ってくるという影響は大きい」と語った。

「最高の日程について自分がどう考えているかを尋ねてきた人は、キャリアを通じていまだに誰一人としていない。それは公平だとは思わない。次の選手協議会で取り上げたいと思う」

 一方でジョコビッチは今週に入り、今年初めに手術を受けた肘の故障の問題から立ち直りをみせており、自信が高まってきたと明かした。

「(ナダルとの)大きな差はなかったと思う。それは自分にとっても大きなニュースだ。ラファは重要な場面でとにかく良かったし、より良いショットを打っていた。彼は勝利にふさわしい」

「この前まではブレークを多く取れていなかったから、ここ数日の自分のプレーぶりには満足している。全仏オープンテニス(French Open 2018)でも維持できることを願っている」 (c)AFP