【5月19日 AFP】アフガニスタン東部ナンガルハル(Nangarhar)州のジャララバード(Jalalabad)で18日、クリケットの試合を狙った連続爆発が起き、8人が死亡、45人が負傷した。当局が19日、明らかにした。

 同州当局によれば、爆発が起きたのは18日午後11時(日本時間19日午前3時30分)ごろ。爆発は、クリケットの地元の試合「ラマダン・カップ(Ramadan Cup)」を見るために競技場に押し寄せていた観客の間で起きた。

 今のところ犯行声明は出されておらず、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は、メッセージサービスの「ワッツアップ(WhatsApp)」で事件への関与を否定する声明を発表している。

 パキスタンと国境を接する同州の州都ジャララバードはタリバンの影響力が強く、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の拠点にもなっている。(c)AFP