グリーズマン「タイトル獲得は夢だった」、自身の去就については明言避ける
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【5月17日 AFP】スペイン1部リーグ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)のアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が16日、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)優勝決定後、自身の将来について考えるタイミングではないとコメントした。アトレティコが3-0でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に勝利した大会決勝戦で2得点を決めたグリーズマンは、マンオブザマッチに選出された。
今季終了後に4年間を過ごしたアトレティコを退団するといわれているグリーズマンは、FCバルセロナ(FC Barcelona)への移籍がうわさされている。
前半21分に先制点を挙げたグリーズマンは、後半4分にこの日2点目を記録すると、終了間際にはガビ(Gabi)のゴールにも絡んだ。
「今は自分の将来について話すべき時ではない。この瞬間をただ楽しみたい。タイトルをとったんだ。ファンと喜びを分かち合いたい」
「タイトルを取るのは夢だった。僕たちには欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でそのチャンスがあったが実現しなかった。だが今回はこちらの番だったね」
子どもの頃にファンだったマルセイユが相手だったものの、グリーズマンはそのことがゴールを決める障害にはならなかったと話す。
「僕は自己中心的なのでつらくない。決勝での敗北を味わってきた。タイトルを取るために14歳で故郷を離れた。そしてきょうトロフィーを獲得するチャンスを手にしたんだ」
「マルセイユのシーズンを誇りに思う。スタジアムの大部分を埋めた彼らのファン、ルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督、そして彼がチームで成し遂げたことは素晴らしい」 (c)AFP