【5月17日 CNS】従業員の半数以上が聴力障害者のレストランが中国・北京市(Beijing)通州区(Tongzhou)宋荘鎮(Songzhuang)にある。「サイレント・レストラン」と呼ばれ、インターネット上で話題になっている。

 この店で10年働く丹丹さんにも、聴覚障害がある。働き始めた頃は、どうやって客と交流すればいいのか分からず、クレームが寄せられることもあった。店長や先輩店員に助けられ、簡単な身振りや表情を通して客とコミュニケーションを図れるようになったという。

 現在、レストランの従業員25人のうち、15人が聴力障害者だ。丹丹さんによると、従業員はこの店で働くうちに心を開くようになり、客とも交流することができるようになった。(c)CNS/JCM/AFPBB News