【5月16日 AFP】交流サイト最大手の米フェイスブック(Facebook)は15日、2018年1〜3月期に偽アカウント5億8300万件を閉鎖したと発表した。同社は大量の個人データ流出を受けて透明性の向上に取り組んでいる。

 偽アカウントについては、削除しただけでなく毎日多数の開設を防いでいるとしている。ただ、こうした取り組みにもかかわらず、偽アカウントは依然として全体の3~4%あるという。

 フェイスブックによると、ほぼすべてのスパム投稿を検出しており、同期には8億3700万件を削除した。また、性的あるいは暴力的な画像、テロリストの宣伝、ヘイトスピーチ(憎悪表現)を含む投稿3000万件近くについても削除や警告の措置を取った。

 フェイスブックは14日、データ流出問題に絡み約200のアプリを停止している。(c)AFP