【5月16日 AFP】女子テニス、元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が15日、出場中のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2018)で男子のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と練習する機会があったことを興奮気味に明かした。

 この日、雨が降るコンディションのなか行われたシングルス1回戦で大会第16シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)を7-5、3-6、6-2で破った四大大会(グランドスラム)通算5勝のシャラポワは、自身と同じ世界ナンバーワン経験者のナダルと練習したときの様子について、試合後の会見でこう振り返った。

「目の前のコートで彼が練習しているのを見つけたから、『ラファのところに行って、私と何球か打ってくれない?って言ったら最高じゃない』と自分のチームに聞いたの。彼らは『何が問題なの?』って感じだったんだけど、私はいやいや、あるでしょう。ラファの方だけに問題がたくさんあるって言ったの。でも彼らは『やるべきだよ。別に君が彼をデートに誘っているわけじゃないんだから』って言うから、結局やることになった」

 シャラポワは自身のツイッター(Twitter)でも「GOAT(greatest of all time、史上最高の意)@RafaelNadalと2分間コートを共にした。本当に緊張した。#BucketList 」とつづり、グランドスラム通算16勝のナダルとラリーができたことに興奮しているが、この日の会見では「たぶん彼にはかなり変なやつだと思われたはず。今でも私はおかしかったと感じていると思う」と付け加えている。

 この日の結果、ドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)と2回戦で顔を合わせることが決まったシャラポワは今大会、2011、12、15年に続く4度目の大会制覇を目指している。(c)AFP/Emmeline MOORE