【5月19日 CNS】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)アクス地区(Aksu)バイ県(Baicheng)で6日、村民が麦畑を耕していたところ、近くにある木の茂みでユキヒョウを見つけた。

 村民によると、ユキヒョウは動かず、木に寄り添って伏せていたという。村民と現地の野生動物救助センターなどが協力し、ユキヒョウを保護した。

 数日間の治療と観察の後、ユキヒョウは自然に返された。バイ県は、最も近い山間地帯でも約100キロ離れており、山奥で暮らしているユキヒョウがなぜ人間が暮らす農村に来たのか、原因はわかっていない。(c)CNS/JCM/AFPBB News