女優マーゴット・キダーさん死去、映画『スーパーマン』の恋人役
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【5月15日 AFP】1970年代の米映画『スーパーマン(Superman)』で主人公の恋人役を演じた女優マーゴット・キダー(Margot Kidder)さんが13日、米モンタナ州の自宅で死去した。69歳。キダーさんの関係先が発表した。死因は明らかにされていない。
キダーさんは1978年から83年に制作された「スーパーマン」シリーズの第1~3作で、故クリストファー・リーヴ(Christopher Reeve)さんが演じた主人公クラーク・ケント(Clark Kent)から愛される有能な記者、ロイス・レイン(Lois Lane)を演じた。
キダーさんは1948年10月17日、カナダのノースウェスト準州(Northwest Territories)生まれ。女優として1970~80年代に活躍したが、1996年には重度の神経症に苦しんでいることを公表。後に双極性障害と診断されてからは精神衛生問題に関する活動に取り組み、左派思想の支持者としても知られた。2005年に米国籍を取得した。(c)AFP