豪登山家、世界7大陸最高峰制覇 史上最短の117日で達成
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【5月14日 AFP】オーストラリア人登山家が14日、世界最高峰エベレスト(Mount Everest)の登頂に成功し、世界7大陸最高峰の制覇を117日で成し遂げるという史上最短記録を樹立した。
南極の最高峰ビンソンマシフ(Vinson Massif)を皮切りに117日でエベレストにも登り切ったスティーブ・プレーン(Steve Plain)氏は、これまでの最短記録を9日間縮めた。
プレーン氏の登頂をサポートしたヒマラヤン・ガイズ・ネパール(Himalayan Guides Nepal)の関係者はAFPに対し、「スティーブはけさ、ジョン・ガプタ(Jon Gupta)氏とペンバ・シェルパ(Pemba Sherpa)氏と共に山頂に到達した」と確認した。
プレーン氏一行は13日午後に最後のキャンプを出て、山頂を目指した。7大陸最高峰のうち、6つを共に登頂した英登山家のガプタ氏はツイッター(Twitter)に、「世界の頂からこんにちは!!! やった!! エベレストの山頂だ!! 見えるもの、感じることを表現する言葉が出てこない──とにかく胸がいっぱいだ!!」と投稿した。
7大陸最高峰制覇のこれまでの最短記録は、ポーランド人登山家のヤヌシュ・コハンスキ(Janusz Kochanski)氏が昨年達成した126日だった。(c)AFP