大谷が7回途中11Kの好投、開幕6戦43奪三振は球団記録
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【5月14日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)は13日、本拠地で行われたミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)戦に先発登板して6回3分の1、103球を投げて3安打、2四球、1失点、11奪三振の好投を見せた。チームは2-1で勝利している。
大谷がローガン・モリソン(Logan Morrison)に四球を与えたところで降板を告げられると、エンゼルスは後を任されたキャム・ベドロージャン(Cam Bedrosian)が連打を浴びて同点に追いつかれたが、チームは最終回にサヨナラ勝ちを決めた。
ホームでは4月17日以来のマウンドとなった大谷は、切れ味の鋭いスライダーで全20のうち8つの空振りを奪っただけでなく、直球とスプリットもさえた。今季の奪三振数43は、開幕から6試合を投げた時点でのエンゼルス投手史上最多で、1962年のボー・ベリンスキー(Bo Belinsky)氏の記録を5つ上回っている。
また、先月のオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)戦でキャリアハイの12奪三振をマークした23歳の右腕は、エンゼルスの新人投手として1974年のフランク・タナナ(Frank Tanana)氏以来となる複数回の2桁奪三振を達成している。
ここまで投手として32回3分の2を投げて防御率3.58の成績を残している大谷は今季、1世紀前に活躍したベーブ・ルース(Babe Ruth)氏以来となる二刀流に挑戦しており、打者としても打率.348、5本塁打、16打点の結果を出している。(c)AFP