アフガン東部で政府庁舎に襲撃、10人死亡 ISが犯行主張
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【5月14日 AFP】アフガニスタン東部ジャララバード(Jalalabad)で13日、武装集団が政府施設を襲撃し、地元当局によると、少なくとも10人が死亡、40人超が負傷した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行を主張した。
ナンガルハル(Nangarhar)州知事の報道官によると、襲撃が始まったのは午後0時50分(日本時間同日午後5時20分)ごろ。武装集団がジャララバード市財務部の建物入り口で自動車爆弾を爆発させ、多数が建物内に侵入した。
治安部隊と武装集団との戦闘は4時間余りに及び、恐怖にかられた職員らは窓から逃げ出したという。襲撃者は8人で、全員が殺害された。
市の保健当局者は、警官1人と財務部職員3人を含む民間人8人の遺体、負傷者36人が市内の病院に搬送されたと明らかにした。
ISは傘下のプロパガンダ機関アマック(Amaq)を通じ、襲撃を行ったと主張する声明を出した。
アフガニスタンでは武装集団が攻撃を激化させ、米国の支援を受けたアフガン部隊も空爆と地上戦を強化している。(c)AFP