中国初の国産空母が試験航海、2020年までの就役目指す
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【5月13日 AFP】(写真追加)中国初の国産空母が13日朝、試験航海を始めた。国営メディアが伝えた。中国海軍の2隻目の空母として配備する準備が進められている。
国営新華社(Xinhua)通信によると試験航海を始めたのは「001A型」の空母。国営中国中央テレビ(CCTV)は、同空母が13日午前6時45分(日本時間同7時45分)ごろ、東北部の港から出航したと伝えた。中国にとっては2隻目となる空母で2020年までの就役を目指している。
現在、中国海軍で就役している空母はウクライナから購入した旧ソ連の空母を改良した「遼寧(Liaoning)」のみ。
中国国防省によると「001A型」は排水量5万5000トンで動力は原子力ではなく通常型。中国の専門家らは2年以内に就役が可能となると予測している。(c)AFP