米朝首脳会談、6月12日にシンガポールで開催
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【5月11日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は10日、ツイッター(Twitter)上で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長との首脳会談を6月12日にシンガポールで開催すると発表した。
シンガポール外務省も、トランプ氏の発表の通り、同国で米朝首脳会談が行われることを確認した。
米朝間での首脳会談は史上初。トランプ氏の投稿の数時間前には、北朝鮮が同国の拘束下にあった米国人3人を解放していた。
米当局者らは、3人の解放によって最後の大きな障害が取り除かれたと説明。これは、関係構築と「最大限の圧力」の両輪によるトランプ氏の政策が効果を上げているという確かな証拠だと述べた。
トランプ氏はツイッターで「われわれ双方が(会談を)世界平和のための非常に特別な瞬間にするよう努める」と表明した。
シンガポール外務省は10日、トランプ氏のツイート後に声明を出し、同国で6月12日に米朝首脳会談が行われると発表した。一方、会談の準備の詳細については明らかにしなかった。
シンガポールは米朝首脳会談の開催地として安全かつ中立的な場所とみられている。(c)AFP