ミッチェルトン勢がワンツー、フルームは総合8位に ジロ第6S
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【5月11日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia 2018)は10日、第6ステージ(カルタニッセッタからエトナ、164キロメートル)が行われ、ミッチェルトン・スコット(Mitchelton-Scott)のエステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)とサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)がワンツーフィニッシュを飾った。
チャベスにとっては、これがジロで2回目のステージ制覇。終盤の追い上げで僅差の2位に続いたイェーツはピンクジャージーを獲得した。2人と26秒差の3位にはFDJのティボー・ピノ(Thibaut Pinot、フランス)が入った。
ミッチェルトンの2人がフィニッシュラインを切るときは、どちらが先頭でレースを終えるのか分からない状況となったが、最後はイェーツがチャベスにステージ優勝を譲る形となった。BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のローハン・デニス(Rohan Dennis、オーストラリア)から総合首位の座を奪ったイェーツはレース後、「チャベスはずっと先頭を走っていたから、ステージ優勝にふさわしい」と語った。
一方、三大ツール(グランツール)3連勝を狙うチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は、前年覇者でチームサンウェブ(Team Sunweb)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)らと同じメイン集団を走り、首位と26秒差の10位でゴール。総合順位では19位から8位にポジションを上げたが、タイムは15秒落としてイェーツとの差が1分10秒に広がっている。(c)AFP