シリアへのミサイル攻撃、イラン革命防衛隊員8人含む外国人15人死亡
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【5月9日 AFP】シリア首都ダマスカス近郊に向けて発射されたイスラエル軍とみられるミサイル攻撃で、政府側の外国人戦闘員の死者数が15人に増加したと、英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が9日、発表した。うち8人はイラン人だという。
シリア人権監視団によれば、攻撃は8日夜、ダマスカス南部キスワ(Kiswah)地区で発生。
国営シリア・アラブ通信(SANA)は、軍がキスワを狙ったイスラエルのミサイル2基を迎撃したと報じている。
監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、「ミサイル攻撃による政府側の戦闘員の死者が15人に増加した。8人はイランの革命防衛隊(Iranian Revolutionary Guard Corps)の隊員で、残りもシリア国籍の者ではない」と語った。(c)AFP