唐代から受け継ぐ華やかな明かり 中国の「針刺無骨花灯」
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【5月13日 CNS】中国・浙江省(Zhejiang)台州市(Taizhou)仙居県(Xianju)皤灘古街(Potan Ancient Street)に飾られた、ライチや菊の花、宝石などをかたどった色とりどりのちょうちん「針刺無骨花灯」。2006年、中国国務院の中国無形文化遺産保護リストに登録された。
地元の人たちは「唐灯」と呼び、歴史は唐の時代までさかのぼる。「針刺無骨花灯」という名のとおり、骨組みとなるものはなく、大きさや形の異なる紙を貼り付け、刺しゅう針でさまざまな模様をつけた紙を上から貼り、13もの工程を経て完成する。
王汝蘭(Wang Rulan)さん(81)は、浙江省無形文化遺産プロジェクトの代表的な伝承人で、80年代からちょうちんの模様などについて研究している。ちょうちんはものなどがある。(c)CNS/JCM/AFPBB News