アリババ、海南省政府と提携 スマートエコノミー港建設へ
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【5月10日 CNS】中国・海南省(Hainan)政府と阿里巴巴集団(アリババグループ、Alibaba Group)、螞蟻金融服務(アントフィナンシャル、Ant Financial)は4月27日、全面的な戦略提携に調印した。
海南省政府とアリババ、アントフィナンシャルは、経済発展、ガバナンス、民政サービスの三大領域を中心に、特にデジタル経済、スマートサービス業、Eコマースなどの分野で重点的に協力していく。政府が海南省の全島に自由貿易試験区建設を発表して以降、アリババが最初の参入企業となる。
調印式典に出席した海南省の沈暁明(Shen Xiaoming)省長は、「今回の締結は、政府・企業間では初めてのことになる。展開後、すぐにでも成功を収められることを期待している」と述べた。
アリババのジャック・マー(Jack Ma)会長は、「アリババが協力する海南省の改革解放への重点は、海南にデジタル港を建設し、自由貿易港建設のためのデジタル・エコノミーの基礎を作り出すこと。またこれにより国家戦略にも積極的に参加していきたい」と語った。(c)CNS/JCM/AFPBB News