イラン核合意離脱は「見当違い」 オバマ氏が批判
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【5月9日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がイラン核合意からの離脱を表明したことについて、バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領は8日、「見当違い」であり、「重大な過ち」だと批判した。オバマ氏がトランプ氏を公然と批判するのは異例。
オバマ氏は声明で、2015年に欧米など主要6カ国とイランが結んだ核合意について「機能している。欧州の同盟国、独立した専門家、現在の米国務長官も同じ見方を共有している」と指摘。
「したがって、きょうの発表は見当違いだ。イランによる違反がないのに核合意を危険にさらす決定は重大な誤ちだと考える」と述べた。(c)AFP