PSGがフランス杯4連覇、3部レ・ゼルビエ下し国内3冠
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【5月9日 AFP】サッカーフランス杯(French Cup 2017-18)は8日、決勝が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は2-0で3部のレ・ゼルビエ(Les Herbiers)を下し、大会4連覇を達成。レ・ゼルビエも勇敢に戦ったが番狂わせを起こすには至らず、危なげなく勝利したPSGが国内3冠を飾っている。
レ・ゼルビエは序盤から枠に3回救われたこともあって、粘り強く抵抗していたが、PSGはジオヴァニ・ロ・チェルソ(Giovani Lo Celso)のゴールで前半に均衡を破ると、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による微妙な判定で2点目が取り消される場面はあったが、最後は後半29分、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のPKで勝利を決定づけた。
それでもファンにとって、今季はレアル・マドリード(Real Madrid)の前に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の決勝トーナメント1回戦で敗退し、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)をめぐるピッチ外の騒動が尾を引いたシーズンとして記憶されることは間違いない。
世界最高額でPSGに加入したネイマールは、スタッド・ド・フランス(Stade de France)のスタンドで決勝を観戦した後、ピッチへ降りて表彰式に加わった。同選手は2か月前に足の手術を受け、現在もリハビリを続けている。
2年契約が終わる今季限りでの退任が発表されているウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、ユーロスポーツ(Eurosport)に対して「シーズンには満足している。チャンピオンズリーグのような良くない話題も少しあったが、今年のチームは良くやったし、常にゴールを目指していた」とコメントした。(c)AFP/Andy SCOTT