スタバ、エスプレッソの本場に挑戦へ 9月にミラノ店オープン
このニュースをシェア
【5月8日 AFP】米コーヒーチェーン大手のスターバックス( Starbucks)は7日、イタリア初となる店舗を今年9月、エスプレッソの本場である北部ミラノ(Milan)にオープンすると発表した。
新店舗は同社の高級業態「ロースタリー」で、同市中心部の観光名所、ミラノ大聖堂(ドゥオモ、 Duomo)そばのコルドゥージオ広場(Piazza Cordusio)に面する歴史的な郵便局ビル内にオープンする予定。同社のハワード・シュルツ(Howard Schultz)会長は当初、ミラノ新店舗の開店を2017年前半に予定していたが、プロジェクトには遅れが出ていた。
シュルツ会長はミラノで開催されている食の国際サミット「シーズ・アンド・チップス(Seeds & Chips)」で、「自分は1983年に若者としてミラノに来た(…)私の想像力はイタリアのコーヒーのとりこになった」と語り、同市での経験がスターバックスの事業構想につながったことを回想。「イタリア人にコーヒーの作り方を教えるためにこの地に参入するのではない。謙虚と尊敬の念を持って、自分たちの学んだことを示すために参入する」と話した。(c)AFP