米朝首脳会談、6月にシンガポールで開催か 複数メディアが報道
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【5月7日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長による首脳会談は、来月にシンガポールで開催される可能性が高いと、複数のメディアが7日報じた。
トランプ氏は先週末、報道陣を前に、米朝首脳によるこの画期的な初会談の開催日と場所を両国が決定したと明かし、詳細には触れなかったものの「間もなく発表することになる」と述べていた。
韓国紙・朝鮮日報(Chosun Ilbo)は、ジョン・ボルトン(John Bolton)米大統領補佐官(国家安全保障担当)が会談は「6月中旬」に開催されると明かしたという、複数の外交筋の話を伝えた。
さらに同紙は、トランプ氏が今月韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領をホワイトハウス(White House)に招くと決定した後に、米朝首脳会談の開催場所がシンガポールになる可能性が「非常に高まった」としている。
米報道によるとボルトン氏は先週ワシントンで、韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン、Chung Eui-yong)国家安保室長と会い、開催場所について協議したという。
同様に韓国・聯合ニュース(Yonhap News)も、シンガポール案が固まりつつあると報じている。
トランプ大統領は先に、北朝鮮と韓国の首脳会談が行われた南北軍事境界線上の非武装地帯も、米朝会談にふさわしい候補地の一つになり得ると言及していた。またこれまでの報道では、モンゴルやスイスも候補地として名前が挙がっている。(c)AFP