トランプ氏裸像、300万円で落札 16年に複数都市で無断設置
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【5月4日 AFP】太鼓腹や二重顎も再現したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の裸像が、ロサンゼルス(Los Angeles)で競売に掛けられ、2万8000ドル(約300万円)で落札された。米競売会社「ジュリアンズ・オークションズ(Julien's Auctions)」が3日、明らかにした。
この裸像は、第45代米大統領のトランプ氏をモデルに、米西海岸の無政府主義者のグループによって作られたものの一つ。像では陰嚢(のう)は表現されていない。
トランプ氏がまだ米大統領選の泡沫(ほうまつ)候補とみられていた2016年8月、この像はロサンゼルス、サンフランシスコ(San Francisco)、ニューヨーク(New York)、シアトル(Seattle)、クリーブランド(Cleveland)の公共スペースにそれぞれ置かれ、世界の注目を集めた。
「度胸の無い帝王(The Emperor Has No Balls)」と題されたトランプ氏の複数の裸像のうち、今回落札された以外の4体はすでに押収または破壊されている。
今回競売に掛けられた裸像は、撤去される前に「La Luz de Jesus Gallery」によって救い出された唯一の「生き残り」となった。
この像を落札したのは超常現象研究家で米テレビタレントのザック・バガンズ(Zak Bagan)さん。バガンズさんはトランプ氏の裸像をラスベガスのホーンテッド・ミュージアム(Haunted Museum)で展示する意向だという。(c)AFP