リビア選管への自爆攻撃で12人死亡 ISが犯行声明
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【5月3日 AFP】リビアの首都トリポリ(Tripoli)にある選挙管理委員会本部で2日、自爆攻撃があり、少なくとも12人が死亡、7人が負傷した。同国保健省が明らかにした。
事件をめぐっては、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。
アブデルサラム・アシュール(Abdelsalam Ashour)内相は記者会見で、武装した襲撃犯2人が選管本部を襲い、警備員と当局者に発砲した後に自爆したと発表した。
国連(UN)は現在、ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐による独裁体制が崩壊して以降のリビアの混乱に終止符を打つことを目指しており、年内の選挙実施を期待している。
投票日は未定だが、憲法草案をめぐる国民投票と選挙法制定の後になる見通し。(c)AFP/Imed Lamloum