【5月3日 Xinhua News】これまで別々の会社で3Dプリントの研究に携わっていた3人の若者、張暁潤さん、宋少峰さん、鄒晨さんは2016年、科学技術と芸術への思いが高じて陝西省西安市で小蛮腰文創公司を起業した。文化と芸術、科学技術を融合し、分野の垣根を越えた「科学技術+文化創造」の道を歩み出した。

 小蛮腰は創業以来、文化や芸術分野の提携先にデザイン、制作、アフターサービスを一体とした「3Dプリントカスタマイズサービス」を提供してきた。一方で、科学技術を用い芸術家の作品を従来とは異なる形で表現し、芸術作品に全く新しい命を吹き込んでいる。創業者の1人、鄒さんは「3Dプリントはアイデアと現実をつなぐ架け橋。文化や芸術の世界では、優れた制作者が持つ大量の斬新なアイデアを3Dプリント技術で形にすることが大いに求められている。3Dプリント技術でいかに文化創造を発展させていくかを常に模索している」と述べた。また「現在、中国風メカ製品のデザインと研究を進めている。クールでファッショナブルに、遊び心を持って、中国の伝統文化を伝えていきたい」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News